血糖値が高いなら手遅れになる前に生活習慣を改善しよう!
■血糖値を下げるには!
■運動で血糖値を下げる!
激しい運動は必要なし!

肺や心臓に負担をかけるような激しい運動は必要ありません。何のために運動をするのかというと、肥満の解消、カロリーの消費、 筋力トレーニング、心肺機能の強化が目的だからです。肥満の解消やカロリー消費は、短時間のトレーニングでは無く、 ある程度の時間を掛けて行う方が効果的です。また、心肺機能の強化は若干呼吸が乱れる程度の運動を続けることで鍛えられます。 筋力トレーニングにおいては、筋肉に効率よくブドウ糖を消費させるため、日常で使用する大きな筋肉を鍛えるようになります。 筋トレでは、早くやるよりもゆっくりやる方が筋肉に刺激を与えられるため、呼吸を乱さないことが重要です。

筋トレこそが最も効果的な運動

筋トレで消費するカロリーやブドウ糖はそれほどでもありません。であればなぜ、筋トレが最も効果的なのか。
ブドウ糖は肝臓だけで無く筋肉にも保存されますので、筋肉量が多い方が保持できる量も多くなり、血液中を流れる血糖値を 下げることが出来ます。

また、筋肉を使うことでブドウ糖が消費されます。筋トレでの消費よりも日常生活での筋肉によるブドウ糖消費ことが 最も効率の良い消費の仕方になります。そして、日常でより消費してくれる筋肉とは何か。立っているだけ、歩いているだけ、 家事をするだけでもどんどん糖をエネルギーに変えて燃焼してくれるのは、腹筋、背筋、大腿筋の最も大きな筋肉たちです。 これら筋肉を付けることで、生活しているだけで無く、寝ている間にも糖を燃焼してくれる、体が出来てきます。

週何回運動すればいい?

毎日です。ただジョギングや筋トレを毎日継続するのは難しので、週2~3日は多めに運動し、それ以外はちょっと多めに歩いたり、 犬の散歩をしたり、テレビを見ながら腹筋やスクワットをするぐらいで大丈夫です。ただ、週に2日は思いっきり体を動かした方がいいので、 ヨガやストレッチよりも負荷の高い運動をしましょう。
運動をするとインスリンの効きも良くなることが確認されています。